スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2010の投稿を表示しています

良い週末009

今週は雨が少なく、平均気温が20度前後で快適な数少ない陽気だった。これを受けて、年度末の各企業の決算発表も晴れて、上方修正の会社が多かった。そして、良品計画、セブンアンドアイの株主総会の召集通知が家に来た。株主総会に出席しない株主が書面によって議決権を行使することができるから、議決権行使書と決算発表の冊子も同封されている。ちらっと見ると、どれも本格的な中国進出を猛アピール。でも、そう言われれば言われるほど、何となく手遅れ感が感じられる。5年前、いや、10年前から中国進出を言い続けているわけだから、何で今さら本格なんですかって聞きたくなる。スピードを求められる世界では安定志向あるいは何に対しても慎重で優柔不断な会社が淘汰されるのでは? グローバルというのは資源、資金のグローバル化だけじゃなく、人材のグローバル化でもある。無印良品、セブンの慎重さに比べ、同じ小売業界にいるユニクロのほうが期待できそう。今年の新卒採用は600人のうち、4分の3は外国人だ。来年、さらに1000人規模の新卒採用だという。そして、日本人を海外に送り込む、外国人を日本に受け入れる。「民族大移動」と呼ばれる柳井正のグローバル戦略には世界にチャレンジする度胸とナンバーワンの野望を感じられる。そろそろ株を切り替えようかな。

良い週末008

ゴールデンウィーク(GW)の後、立夏だった。中国では、立夏の日にゆで卵を食べる習慣があるとBingのホームページに書いてあった。丁度その前日、韓国料理屋で一個のゆで卵を食べた(編集者によると、黄身の柔らかさによって、ゆで卵→半熟卵→温泉卵の三段階に分けられる)。ただ黄身が嫌いだから、捨てたけど、まあまあ、一応伝統を守っているね。で、白糸でゆでたまご切る立夏に東京の気温も急上昇、夏のスーツも耐えられないほど暑くて、早くクールビズを実施して欲しい。 GW期間、できるだけたくさんの本を読もうと決めたけど、結局のところ、一冊で終わってしまった。しかも、イマイチな翻訳本だった。『クラウド化する世界』という書名なんだけど、クラウドの話は全体の5分の1もなかった。19世紀初頭以来200年間の技術変化に焦点を当て、エジソン電力会社の発展史からグーグル、アマゾンなどのWeb2.0企業まで様々なことを紹介した本だった。世間で流行っているクラウドを知りたかったのに、IT技術による組織変化、さらなら世界の変貌を教えられた。メインフレームからクライアントサーバ型へ、そして再び集約型のクラウドコンピューティングへ変化しつつである世界・・・ふと、大学の制度経済学の演習を思い出した。組織構造変化の流れと異曲同工だ。産業革命後の分業化による各産業の「専門部隊」が立ち上がる。そして、コースの取引費用で企業が取引相手企業を自社で保有する、つまり垂直統合を考え始め、大量の買収合併の結果、財閥のようなチャンドリアンエコノミーが生まれる。そして、グローバル化、情報通信技術の進歩で縮小していくネットワーク構造体、まさに雲のようなものである。 で、すこし現実に戻って、どうもおかしいなと思いながら、改めて表紙をみたところ、英語のタイトルは『Rewiring the world: from edison to google』だった。確かに書名通りだな。日本語の翻訳もイマイチだし、世間の流行りのキーワードに乗取って読者の視線を集めるやり方も賛成できなかった。 宿題:あなたにとっての雲とは何ですか。