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よい週末020

ようやく9月になって、今年の猛暑と餞別しようと思ったのに、1日35度、2日35度、3日も35度、暑さは依然として変わらなくてそろそろ我慢の限界に至る。今年の夏は例年より多くの死者(猛暑に耐えられなかったおばあちゃん、おじいちゃん)が出ているし、ヒマラヤ山脈にある長年の積雪も溶けて湖になったらしい。本当にマヤの予言通り、来年はこの世もお終いかな。 これを信じている人は阿呆だと思うけど、僕もちょっと地球のことが心配になってきた。即座に冷房の温度を28度に設定し直し、エアコン、冷蔵庫、扇風機以外の電化製品を使わないようにした。テレビは家の隅に閉まう。パソコンの代わりにipadを使う。風呂に水を張らないで、水シャワーを浴びる。ご飯を作らないで、全部外食。新聞を購読しないで、口コミから最新情報を入手する。家のエネルギー消費を厳しくコントロールして、年末の2010年日本エコハウス大賞を目指す。 人間は毎日同じようなことを繰り返すと、時間が経つのが早く感じるらしい(科学的な根拠はないが)。8月はあっという間に過ぎてしまった。気の毒なことに、手帳を見ないと、自分が何をやっていたかを全然思い出せない。9月はそうならないように、晩御飯は毎日違う店で食べることに決めた。日々の暮らしに変化を与えると、自分の人生も長く感じると自らの人体実験で裏付けたい。あと、勤務地も品川に変わるし、新たな環境で立派な変化だね。1ヶ月後の実験結果は楽しみだ。

よい週末016

東京メトロニュース7月号のテーマは「夏の東京、蕎麦の涼」だった。家の近所の蕎麦屋が掲載されていて、地図で確認したら、早大通りを挟んで家と斜め向かいのビルとわかった。徒歩30秒。モトカノを誘って食べに行った。閑静な住宅街の2階にオープンした店で、インテリアが洗練されていて落着く空間だ。大きな木造テーブルは新宿のMuji Cafeを思い出す。「夜はなるべく予約を」と書いてあるが、その水曜日は誰もいなかった。とろろ蕎麦を注文して、山芋の濃厚なドロドロ汁まで飲み干した。 8時の東京はすこし涼しくなってきた。散歩に良い夜だなと思って、若干遠回りして神楽坂までぶらぶらしていた。神楽坂の坂を下り、飯田橋駅JR西口に出て、それから飯田橋の交差点を越えて日中交流会館を通って、そのまま後楽園に抜けた。東京ドームを一周回って水道橋駅に来た。そして白山通りに沿って神保町まで歩いた。ちょっとした道のりだ。神保町に着いたときにはもう終電。爽やかな夜風が気持ちよかった。 お盆休みだから自分のやりたい放題だった。本や雑誌読んだり、映画見たり、海外ドラマを満喫したり、いろんな友達に会ったりする日々だった。だけど、あまり情報を取りこみすぎて、自分のキャパシティを超えていた気がする。受信のためのメモリ増設だけに目を配った結果、どのプロセスも処理待ち状態だった。CPUの処理能力をあげないと、結局処理できなくてハードディスクに落としてしまうことになる。多少残念だ。 教育心理学でよく取り上げられる天才の育成だが、CPUの処理速度を上げるよりも時間をかける方がもっとも重要なのである。彼らが考えているのは、天才は優秀な親の遺伝子じゃなく、10000時間の練習の積み重ねによって作られるものだということだ。しかも、科学的に実証した。ただ、この10000時間を日にちに換算すると、一日三時間で10年も要するのだ。 成功者が言っている“繰り返し”、”継続は力なり”は、まさにこういうことなのかなと思った。情熱を持って地味にやるしかないね。

よい週末012

昔は夏になると、家族皆でよく海に行くので、夏期休暇をかなり待ち望んでいたけど、今となっては日焼けに耐えられなくなって(これも環境問題のせいか)、夏といえば熱帯夜しか思い浮かばない。しかも、東京の夏は6月の梅雨入りから10月の台風の上陸まで長くて、関外(中国の東北地方の別の言い方)出身の私に向いてないかも。そんな夏でも、イキイキ元気に生きるために、自分なりの避暑対策を考えてみた。 夏対策その一、主食はすべて冷たいものに替える。そういえば、最近の晩飯は冷やし系のやつがやたら多くて、韓国冷麺、冷やし中華、ざるそば、冷たいうどん、お寿司、ヨーグルト、コカ・コーラ、アイスクリーム・・・ごめんなさい、ちょっと脱線しっちゃった。そういうのを毎日食べるとさすがに飽きてしまうので、もっともっと新カテゴリーの商品を開発して僕のニーズに応えて欲しい。せめて名前ぐらいを変えてほしい。夏に「冷」より「寒」のほうがさらにインパクトがあると思う。例えば、「極寒つけ麺」、「極寒うどん」、そして「極旨寒ビール」とかはいかがだろうか。 夏対策その二、仕事の帰りに散策。週末でも散歩に行くけど、日曜日の学生街は寂しいもんだ。普段賑やかな店は全部しまっている。電気を付けているのは、すきや、松や、天や、吉野やといった外食チェーン店、ちょっと文学部まで歩くと、サイゼリやがある。「や」店(中国語だと、ホステスの意味もある)の全体会議みたい。 宿題:あなたの避暑対策を教えてください。

良い週末008

ゴールデンウィーク(GW)の後、立夏だった。中国では、立夏の日にゆで卵を食べる習慣があるとBingのホームページに書いてあった。丁度その前日、韓国料理屋で一個のゆで卵を食べた(編集者によると、黄身の柔らかさによって、ゆで卵→半熟卵→温泉卵の三段階に分けられる)。ただ黄身が嫌いだから、捨てたけど、まあまあ、一応伝統を守っているね。で、白糸でゆでたまご切る立夏に東京の気温も急上昇、夏のスーツも耐えられないほど暑くて、早くクールビズを実施して欲しい。 GW期間、できるだけたくさんの本を読もうと決めたけど、結局のところ、一冊で終わってしまった。しかも、イマイチな翻訳本だった。『クラウド化する世界』という書名なんだけど、クラウドの話は全体の5分の1もなかった。19世紀初頭以来200年間の技術変化に焦点を当て、エジソン電力会社の発展史からグーグル、アマゾンなどのWeb2.0企業まで様々なことを紹介した本だった。世間で流行っているクラウドを知りたかったのに、IT技術による組織変化、さらなら世界の変貌を教えられた。メインフレームからクライアントサーバ型へ、そして再び集約型のクラウドコンピューティングへ変化しつつである世界・・・ふと、大学の制度経済学の演習を思い出した。組織構造変化の流れと異曲同工だ。産業革命後の分業化による各産業の「専門部隊」が立ち上がる。そして、コースの取引費用で企業が取引相手企業を自社で保有する、つまり垂直統合を考え始め、大量の買収合併の結果、財閥のようなチャンドリアンエコノミーが生まれる。そして、グローバル化、情報通信技術の進歩で縮小していくネットワーク構造体、まさに雲のようなものである。 で、すこし現実に戻って、どうもおかしいなと思いながら、改めて表紙をみたところ、英語のタイトルは『Rewiring the world: from edison to google』だった。確かに書名通りだな。日本語の翻訳もイマイチだし、世間の流行りのキーワードに乗取って読者の視線を集めるやり方も賛成できなかった。 宿題:あなたにとっての雲とは何ですか。